藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

藍のお茶作りと藍の化粧水作りのためのチンキ

藍のお茶作りと藍の化粧水作りのためのチンキ

数日前に熊本のNさんに電話で
藍のお茶の作り方を教えておきました。

藍のお茶その1



藍を育て始めて、この2年ほどいろいろ楽しんでいるようです。
そうした中、息子さんが藍のお茶を買ってきてくれて飲んでいる
という話を春に聞いていたので、秋になったら作り方を教える
からと約束していました。



薬用として、藍葉や藍種は、ふぐ中毒の解毒に、また解熱用として
感冒薬として、また、健康増進として使われていたようです。

藍の花芽が立ち上がったころ合いを見て、
できるだけ、茎の細いのを刈り取りました。
葉が少し虫食っている部分もありますが、
これはヨトウムシではなく、オンブバッタが
食したんですね。

多少のことは気にせず、泥はねやクモとか、ほかに虫が
ついていないことを確認してハサミで刈り取ります。
流水できれいに洗います。

流水で藍を洗う



そして、ひもの干しのアミの中に入れて乾燥させます。

乾燥中の藍の茎葉



乾燥後、3㎝前後にハサミでカットします。

乾燥葉をカットする



袋に入れて、あとでお菓子の中に入っている
シリカゲルを入れて保存しておきます。

その後、1週間分ほどの分取り分けて、テフロン加工の
フライパンとか土鍋とかで乾煎りします。

煎じると苦くなるといけないので、アルカリ温泉水を鉄瓶で
沸かして、土瓶の中に好みの量を熱湯入れて飲みます。



藍種・藍葉は、煎じて飲めば健康増進に良いと言われています。

染色以外の藍の利用法」に記してあります
ので参考にしてください。
藍の有益性について記しています。

https://kousouann.com/index_qhm.php?%E6%9F%93%E8%89%B2%E4%BB%A5%E5%A4%96%E3%81%AE%E8%97%8D%E3%81%AE%E5%88%A9%E7%94%A8%E6%B3%95



さらに、藍の化粧水を作るために、藍のチンキを作りました。

藍のチンキ



有益性に関しては、上記「染色以外の藍の利用法」に
記してありますので参考にしてください。



歳を取りますと、手の甲のシミが気になりますが…
年齢の割には、薄いシミが2個あるだけで、
シミ候補となりそうな気配のある部分もあります。
普段、顔や手にもクリームなどはあまりつけません。

私の手のシミ

いくら野良仕事が多く、陽に焼けるとはいえ、
血行が良くないような感じなので、
肝機能の検査の予約をしてあります。

それでもご近所の農家の人よりは手の甲のシミは少ないですね。

常に藍に触れているため、藍に含まれるポリフェノールや
フラボノイドのもつ抗酸化力のおかげでしょうか。

刈り取った藍の茎葉をよく洗い、キッチンペーパーなどで
水分をしっかりとります。

それから、ハサミでカットして、保存瓶にいれて、
ホワイトリカー(35度)を入れて、ラップしてから
蓋をして約2か月以上待ちます。

この便は蜂蜜1キロの瓶ですが、ほかにも、ドクダミとか紫紺の
チンキを作ってあるので、わたしにはこの分量で十分足ります。

その後、晒しなどで越してから別の容器に移して保存します。



精製水の中に10~20%濃度の藍のチンキを入れ、
グリセリンを3~5パーセントほど入れ、よく振ってから、
冷蔵庫で保管して、顔や手、身体などにつけます。

植物性グリセリン



植物性のグリセリンは、以下で購入しました。
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他にも石鹸基材とか
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クリアソープなども購入したため送料は無料でした。
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最近、貧血気味で栄養不良でしょうかね・・・
体の皮膚が痒くなることがあります。
ですから、風呂上がりに風呂場で使えるように
たっぷりと作ります。

また、藍の石鹸を作るときにも利用できますよね。



朝晩めっきり冷え込んできたし、こたつを早く出さなくては
と思い、こたつ布団を洗いました。

どうもコインランドリーだときれいに
おちていない気がしているんですよね。

このように大きなものを洗えるのも地下水が豊富に使えるから
のことであり、有難いことだと思っています。

でも、徐々に地下水も汚染されてきているような気がします。
それに昨今の異常気象も地球が悲鳴をあげているかのようです。
そのうち、藍の肥料や雑草対策、土作りなどについても記したいと
思っています。

寒くて腹巻をして腰にカイロ張って
羽毛布団被りながらPC作業しています。

まるで更年期の人のように、でも顔ではなく、
頭のほうが火照るので、首にはクールネックをしています。



今日は雨でしたから、午前中は2本の電話が入り、
上記の仕込みが終わり、少し遅い昼食をと思ったら、
かなり迷子になっていた放蕩娘から電話がありました。

「すごく心配していたのよ」「毎日、祈っていたわ」
「よかった、よかった」と申しますと・・・
「やはり藍から離れられないと・・・」

夏に送った苗も順調に育たようで、
「20坪ほどの畑で花が咲き始めました~」と。
高齢の割には、かなり頑張ったようです。



今からできる講習を3つほど教えておきました。
もちろん、「何々してはなりませぬ」ということもね。
なんと、電話切ったのが4時ですから、お腹がすきすぎました。
彼女はこれから畑に行ってくるという。

私は、これからお米をといて、米のとぎ汁は乳酸菌を作ります。
これは、また今度の話とします。

まあ、とにかく寒くて風邪ひきそうですが、
放蕩娘がもどり、基盤に乗っただけでよい一日でした。

神恩感謝です。




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