大麻と精麻と藍染め
大麻と精麻と藍染め
えみちゃんがくる、えみちゃんがくる、
ネコパンツ用意しなければ・・・
これほど楽しみにして待っていたことは久しぶりかも。
何しろ、生徒の中で一番小柄で痩せているのですから。
ネコパンツは、キティちゃんでした。
キティちゃんって、ネコでしょ。
ウサギやほかにもいたけどもう忘れた。
さあ、染めるものはいろいろ持参し、
家で絞れるものは10枚絞ってきたし、
ガーゼハンカチ10枚は籠染めにしたいと・・・
メールで連絡してきたものとは違うが、
自分でイメージして準備してきました。
ほかのものは、一つずつ、こうゆうふうにも染められる、
さあ、どうする?判断は早いほうです。
長年染めに来ていても、
優柔不断の人はかなりの時間悩んでいます。
、
それぞれ、注意するところを点検し、
それぞれを段取りよく染め上げていきます。
2か月ほど空いた割には、
よく身体も手も動いており、動作にも無駄がない。
手も体もよく動くが口もよく動きます。
お能のけいこにも行っているせいか活動場所は
神社が多く、今回初めてお寺さんらしいけど、
月1でマルシェ活動です。
麻のストールは絞って染めることにしたけど、
この麻って何?と尋ねるので「大麻」要するに
ヘンプと言われているものと説明。
大麻にも種類がいろいろあるし、
そこに大麻繊維や精麻もあるでしょ。
見てごらんと。この大麻は、績むほうね。
精麻は、神事用ではなくほかの用途で使った残りかな。
この間、これ買ったの、見て・・・と。
車の中から持ってきたのが、精麻の飾り物に
ピンクの水琴鈴がついたもの。
いろいろ聞いてくるので、
ある程度のことを説明すると、
これ藍で濃く染められる?染めたいと。
だから、染められないと答える。
薄くなら染められるし、濃い藍で染めたりはしないはず、
もし、濃い藍色に染めたいのなら、精麻の状態で染めるけど、
全部は染めない。
このように染めてからこのようにすると説明、
とにかく、これを染めたいというので下のほうを
薄く染めました。
染め方はやはり手を出す口を出します。
まだ、麻のストールを染めなければならないのに、
さあ急いで仕上げてあとはすすぎ洗い。
お水がたっぷりと使えるって有難いことです。
帰りがけに、綿を紡いだコマが落ちてきたので、
手紡ぎしたの?と尋ねると、やりたいのと。
じゃ次の機会に、あいまに綿の手紡ぎもやって
遊ぼうということになりました。
今度新たに植物関係のお勉強をするとか、
まだ、いろいろ模索中ですが、そのうち
本人が自分の役割に気づくことであろう。
そこで少し大麻や精麻などに興味がある人に、
おススメしたいのが大麻博物館という本です。
大麻と言えば栃木でしょ。
教科書的に知識を入れるなら、この本が一番いいと思う。
個人的に応援の意味をこめて、中古本は買いませんでした。
ルーペ使ってもよく字が見えません。
医療用大麻の解禁とか、産業用大麻(ヘンプ)の栽培許可とか、
専門家の議論?討論?にお任せすることとして。
ヘンプを用いたSDGsへの取り組みをしている
リーバイ・ストラウト ジャパンって、
リーバイスのことじゃないですか。
リーバイスと言えば、501、502です。昔、LAの古着屋さんで
4ドルで買って、掃きつぶしましたが、かっこよかった。
考えてみれば、私も麻の葉模様の久留米とか、上布、縮、
芭蕉布、麻生平、イチビ、大麻布、リネン、亜麻布など
案外いろいろあるかも。
機会があればご紹介することにします。
ちなみにこれって、クラウドファンドによる企画なんですって。
でも、15~20パーセントのマージンがかかるらしい。
Ayuの別荘地が近いらしく、
興味がないころ行ったことがあるとのことでした。