染め織り・技法・関連本
染め織り・技法・関連本
私が専門とするのは絞り技法なんですが、絞りに関してはやはり直接指導じゃないとうまくコツを指導できません。
おススメの本を紹介してほしいとの連絡があったし、また、ミシンが直線縫いしかできないけど、いつか洋服を作りたい!パッチワークもやりたい!どんな本を買ったらいいですか?とのご相談もありました。
草木染めの本は、山野草・染料植物採取のポイントでも記載しておきましたが、こちらにも参考になる本をご紹介させていただきますので参考にしてください。
夏場は超多忙となりますので、おいおいに紹介させていただきますので、ゆるりとお待ちくださいね。
絞り染め技法関連
絞りの種類、使用する道具、それぞれの技法が詳しく解説されています。
技法は、縫い方の基本から応用まで本格的に絞りの技法を学びたい方におススメしたい本です。
- 写真が白黒で、専門家のためではなく、絞り染めをやりたい初心者さんには技術の基本をしっかり学べる本だと思います。
- 平縫い絞り、巻ぬい絞り、筋絞りなど、今日まで残っている手絞りの技法を、写真で分かりやすく解説しています。
- 杢目絞り、折り縫い絞り、日の出絞り…など、様々な絞り染めの技法を紹介した技法書で、絞り染めの歴史や、江戸~昭和の全国各地の絞り染めの着物、藍染めや絞り染めに関わる情報も盛りだくさんです。
- 絞り作家の竹田耕三氏所蔵の江戸期から昭和初期の優れた絞りの着物を中心に、不世出の絞り作家片野元彦氏の至高の作品も多数収録されています。
- 木綿絞りでは唯一の産地であった有松・鳴海絞の制作過程の書籍です。
柿渋染め
自宅の渋柿をしぼって柿渋液をつくったり、柿渋液を購入して柿渋染めをする場合に、正直言って、これなら柿渋染めのすべてを楽しめるというものはないんですよね。
図書館などで借りて読むことができればいいし、実際に手にして手元に置いておきたいと思ったら購入すればいいのではないでしょうか。
なお、染色材料店でのカタログの中にも柿渋液の利用方法は記載されています。
- 私は引き染めや筒描きはしませんが、初心者には参考になると思います。
- 多くの柿渋染め作品がのせられていますから、参考になるかもしれません。見るだけでも楽しい。