あたたか~い藍染めシャッツと染め布
あたたか~い藍染めシャッツと染め布
連休前から数日開けながら、つまり、最後の平成から令和にかけて
Tシャッツやブラウス、着分の布を藍染めに来ておりました。
連休中はどこも渋滞していますので、
3時間半もかかり、来るだけで疲れてしまいますね。
この前までに仕上げたTシャッツのうち8枚ほど
あともう少し濃くしたいとのことで持参。
これらはほぼ予約注文のものでして、
妻のやりたいことを快く送り出してくれる
夫へのプレゼント品も含まれています。
鏡の前で見惚れながら喜んでくれたそうです。
お友達がお泊りに来た時に、シャッツブラウスを
羽織らせて~と、ちょっと試着して、一言。
「あたたか~い」といったそうです。
藍染めの色自体は、見た目にも
とても暖かそうには見えませんよね。
藍色はどちらかというと、清らかで冷ややか、
鎮静の色合いですよね。
ロープにかけてあるのとデザインが違うものを
羽織ったようです。
紡績綿だと染め上りは、さらっとしているのですが、
織り方によっては空気の層が少し厚くなるので、
藍染め綿も着用するととても暖かいのです。
手紡ぎ手織り綿だともっとあたたかい。
「あたたか~い」という言葉って、
なんとなくほんわかして幸せな気分になりますよね。
お友達のうれしそうな顔を見ていて、
ご本人もとてもうれしかったといっていました。
幸せ感って、移るんですよね。
それで、「やる気満々です」と、頑張りましたが、
あまり頑張りすぎても、頭に氣が行き過ぎてもダメなんですね。
イラつきが出る可能性がありますから。
草木染の基礎や特殊染めを勉強して、
藍染めも約1年ほどやっていますから、
この間から視覚、触覚、意識、粒子と
波動とかも絡めて指導し始めました。
彼女が藍に魅せられた根底に
深い感謝と情愛が見られたからです。
食事と休憩で30分ほど、あとはトイレタイムくらいでしょうか。
およそ18時くらいまで染め続けていると、
疲れてきますが、ちょっと頑張る人は19時、
もうちょっと頑張る人でも20時、でも、
ギブアップしそう・・・
あまり頑張りすぎても
ムラになっても困りますからね。
やはり、せっかく来たのだからあともう少し染めようと
頑張るより、18時くらいまでで終わらせたほうがよさそうです。
今回はサンプルの服を作るためにどうしても最低2枚
風合いの違う布を染めなければなりませんでした。
3枚目は、真っ暗な中で懐中電灯照らしながら、
二人で発色確認もほぼ感に頼りました。
21時ころまでですから、
私も頑張りました~。
彼女も足がつっていましたが、
私のふくらはぎもパンパンに硬くなり、
生姜風呂に入ってもほぐれないので、
面倒くさいと思いながらも足の運動を。
たった2分ほどで、ふくらはぎの筋肉は
柔らかくほぐれました。
ちなみにその前の受講者が染めたTシャッツは
美しくとても重量感がありました。