1週間遅れの燻炭作りの始まり
1週間遅れの燻炭作りの始まり
例年送り火も終わらないうちに燻炭作りが始まりますが、
冷夏で日照不足のため、農家の稲刈りも少し遅かったですね。
24日までは泥藍の講習が続いていたので、
25日からもみ殻の燻炭作りの徹夜作業が始まりました。
でも、すでにもみ殻はいつでも貰える状態でしたから、
24日来訪の受講者さんは、もみ殻を袋詰めをして車に
のせて持って帰りました。
もちろん、簡単に、燻炭の作り方を教えましたけどね。
何しろ、燻炭作りの際は、とにかく、臭い!
臭いなんてものではありません。
お風呂に入って髪の毛をよく洗ったとしても
とにかく臭いが取れずに臭いです。
体中、燻しているみたい。
日中の作業ですと、ご近所の洗濯物などに臭いがうつるので
夕方から朝方までに仕上げるようにしています。
夕方に燻炭器を使用せずに火を点けます。
暗くなるころには、火が回ります。
このままほっておくと中のほうが白灰となってしまうので
レイキで撹拌しながら全体的に炭状になるようにします。
藁灰が必要なのに藁がない場合は、この燻炭を利用します。
朝方になってようやく2時間ほど寝るのですが、
雨戸が空いているから起きていると思ってといい、
お漬物や野菜など、ご近所さんがもってきてくれます。
何やかんやしていると、朝7時過ぎからは電話が鳴り始めます。
じゃ昼寝でもと思っても、日中はやることがたくさんあって
寝ている暇がないし、日中に作業するほうが、とにかく蚊が少ない。
2晩ほど徹夜すると、3日目は夜中に燻炭作りが終わるように
時間調整をして、夜12時~2時ころまでには寝るようにします。
何しろ、夜も電話とかメールの返信作業があるので。
よく疲れませんねと言われますが、疲れることは確かだし、
腰も痛くなるけど、とにかく、粗食を心がけていると
不思議なことに体がもつ。
それに、体操もしているので。
受講者さんと話をしていると、個人的な事柄になることがあり、
小さな親切大きなお世話にならない程度に、あることを指導する。
希望すればの話。
本当は、続けて3日間、その後月1回ほどかかることだけど、
よほどの人じゃないと続かないし、何より信じられないと思う。
信じていないけど、適当にやっているうちに、改善してしまう・・・
私自身もいい加減にやっていますが、それでも恩恵を受けています。
半年ぶりに来訪のHさんも、どのように変化するか
ちょっと楽しみにしています。
何しろ、かなり太っていたし、
自律神経のバランスが・・・
作業中の写真を撮ると、腕が画面いっぱいに邪魔をするほど。
感がよくコツを呑みこむのも早く、竹棒の使い方は、
へっぴり腰の男性よりいい。
今度会えるのはいつのことかわからないけど、
とにかく、適当でもいいから継続さえしてくれれば。
藍の茎葉を刈り取って、生葉染めも後還元したり、
玉藍もつくったり、メインは、泥藍抽出と建てて染め、
維持管理をすることでした。
さて今年の燻炭作りは、10日から2週間ほどで終わらせたいですね。
ある程度袋詰めにしたら、どんどん畑にまいていく予定です。
豪雨で被害を被った地域の方々には申し訳ないが、
こちらは水不足で畑の藍には一雨ほしいところ、
でも燻炭作りには、降ってほしくない・・・