冬の藍畑
冬の藍畑
今年は多忙ゆえ、霜枯れ藍の茎で染めることはやめることにしました。
夏場に地が水を飲みこむように、藍に水を与えたので、
何だか土が少し固くなったような気がするのです。
一部、野菜を作っている場所は、
棒を差し込むと60㎝以上は入り込みます。
いつも同じ場所で栽培していますが、
今のところ連鎖障害はありません。
この冬に天地返しをして、燻炭やたい肥を
たくさん鋤きこんでおくこととしました。
端のほうに大きな穴をあけて、
抜き取った枯れた藍草をどんどん穴の中に入れ込み、
もりあげたら、長靴で踏み込むと、どんどんもりあげた
枯れ藍が小ぶりになっていきます。
台風で棚が崩れたハヤトウリの蔓も穴の中に。
このくらい枯れてくれば、燃やしたほうが早い。
でも、枯草などの野焼きは禁止されているので、
そのうち灰を作ることさえ難しくなってしまう・・・
しかし、自然の布を作ることさえ時間的に制限があるのですから
藁なども自分が使う分のみ束ねればよくなっていくことでしょう。
今のところ地下水は汚染されていないので、
地下水さえきれいであれば、良しとしなければなりませんね。
抜き取る草も種さえ持っていなければ、鋤きこむしかない。