藍の種を採取しはじめる
藍の種を採取しはじめる
数日前より、藍の種を採取し始めました。
満開の赤花をこのまま残したい気もしますが、
油断したら、一晩で虫に種を食べられてしまうことがあります。
藍の花穂の下のほうを触って固く種を持っているようだったら、
花穂を摘み取って乾燥保存します。
小さな虫たちが飛び交う中、花穂を摘み取って苗床に広げると、
アブラムシがたくさん出てきます。
テントウムシやヨトウムシまで這い出てきます。
蜘蛛やバッタ、カマキリまでも。
早朝には野鳥が啄ばみます。
大まかに乾燥したら、大きな段ボール箱にいれて、
さらに種を採取し乾燥させています。
小さな種も黒ずんでいます。
小さくなった葉にもまだ藍の色素が少し残っています。
霜が降り始める前後、残る藍の茎葉花を
利用して、その後は野鳥のエサとなる残種です。