大麻草について再考してみる
大麻草について再考してみる
大麻草の栽培に関して問い合わせがありましたので、
大麻草についてもう一度再考してみました。
今現在でも、大麻が使われている日本文化財がありますが、
この大麻草について記したのは、確か15年以上も前のこと
だったと思いますが、現状は依然として有効利用なされて
いないと認識しています。
先日、綿の紡ぎ方を勉強しに来た人に、大麻糸の績み方
の説明をしましたが、本当に気が遠くなるような作業で
あることは確かです。
私も年々、指先がゆうことを聞いてくれなくなっていますし、
ストレス解消に綿糸は紡いでも、大麻糸を績む気持ちは、
まったくといっていいほどないですね。
大麻草の栽培免許を取りたい方は、農地の確保、栽培目的を
決めて、生産物の利用方法を明確にする必要があります。
近所の農業委員の人とも、「栽培免許を取るのが難しいよね」
と、話したのですが、ほとんど、門前払いされると思います。
もし私が大麻草を栽培して織物するからといっても、
簡単には許可されないと思います。
由緒ある神社仏閣の伝統行事に利用するとか、
強力なバックアップも必要になるかもしれません。
ましてや産業目的だった場合は、1反歩ほどの栽培では
やらないほうがましともいえます。
大規模栽培の許可がおりたという話しはきいたことがない。
大麻草の栽培免許取得に関しては、中山康直著の本に
詳細に記されていますので参考にしてください。