藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

くこう染め

くこう染め

庭木の剪定もほぼ終わりましたが、まだ草が蔓延っています。
「くこう」が勢いがいいので、少し刈り取ることにしたのですが、
ストールを染める分くらいは十分にあるので染めることとしました。

くこうを煮出しているところ



煮出して放冷していると、ちーちゃんが遊びに来て、
鍋の中を覗き込み、家にも「くこう」がたくさんあるから持ってくるねと。



しばらくすると、シルバーカーを押しながら
たくさん刈り取ってきてくれました。

30年ほどしたら、昔、こういうことがあったわねえと
話すことがあるかもしれないからと、パチリと写真を1枚。

老女とくこう



1週間来ないと、体の具合でも悪いかと思うほど
頻繁に遊びに来ています。



とてもきれいで柔らかいくこうの葉ですから、
くこう飯でもしようか、それとも、茶にしようか、
と思いめぐらし、今回は、蒸して干すものと、
そのまま葉を干すものと分けておくことにしました。

乾燥させているくこう



まあ、口で簡単にいますが、枝葉ごと大きな桶で
水を流しっぱなしにしながらきれいに洗い、水を切り、
葉を一枚ずつ取るのも結構な手間がかかって大変なんです。

染材となる多くの植物は有用植物でして、
薬草となったり、食用となったりします。

保存食つくりや薬膳として利用したりもするので、
それらは別カテゴリでご紹介したいと思います。

温度が下がるまで放冷させて、
仕上げは翌日することにします。

くこうの放冷染めシルク

媒洗剤は、酢酸アルミにする予定です。




コメント


認証コード0944

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.0.5
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional