マリーゴールドの花の採取
マリーゴールドの花の採取
例年は、マリーゴールドの花だけでなく、
茎葉花を利用して糸や布を染めています。
今年は台風の影響をまともに受けてしまったし、
何より染めている時間が取れないため、花を
摘み取って乾燥させています。
11月ごろまでは次から次へと開花しますから、
たくさん採取できるのではないかと思っています。
中腰になって指で挟んでポンポンと抜くように
摘み取るわけですが、30~40分ほどが限界で、
あまり長くやりすぎると腰が痛くなってしまいます。
絹やウールを染めるには、簡単に染めることはできますが、
綿を染めるには、手間が倍以上もかかるし、染まりにくい。
何もあえて染まりにくい生地を染めなくても、
楽に染めることができる素材にしたほうがいい
のかもしれないけど、やっぱり手織り綿を染めたい。
染めるまでの前処理が時間もかかり、
期間も要するんですよね。
しかもお天気次第なんですからね。
灰汁を作りながら、何度も精錬を重ねながら、
その合間に染料となる植物採取となるのです。
ところで、センチュウ除けともなるマリーゴールドには、
ルチンという成分が含まれており、目にいいとされサプ
リメントとして販売されていますが、染料として煮出すと
何とも臭くて臭くてたまりませんね。