桜で染めたストール
桜で染めたストール
抽出した桜の染液でじっくり放冷染めで色を移しました。
一気に染液を高温にして染め上げたわけではありません。
普段は、灰汁かアルミ媒染しかしないのですが、
久しぶりに銅、鉄媒染もしてみました。
桜の小枝を煮出しているときも、染めているときも
桜はとても良い匂いがし、チップで燻製が作りたくなりました。
オーガンジーなどのストールはこれで仕上げとしますが、
紬糸は、まだまだ染め重ねる予定なんです。
結構期間がかかります。
もう素手で折れる桜の小枝はないので、ノコギリを引くしかありません。
今日は商品の発送がないので、のんびりと桜染めを楽しめそうです。
太い幹は乾材として保存しておくつもり。
もう1本桜の木はあるけど、それがある程度使用可能なほど
大きく生長するまでには、10年じゃ利かないでしょうからね。
ですから、桜の乾材は大事に大事に使うつもりです。