手紡ぎの綿糸を精錬する
手紡ぎの綿糸を精錬する
手紡ぎの綿糸を精錬するために、一綛ずつ括ります。
手紡ぎの綿糸は、ふっくらふわふわバジルや猫の毛よりも
とても柔らかくて顔をうずめたくなってしまいます。
でも、今は暑い!
手紡ぎの綿糸は空気の層をたっぷりと含んでいるからとても暖かいんです。
ですから、肌寒くなってからのものを作るために、染めるんですけどね。
梅雨時の肌寒さの時は、浅葱色もいいかなあと思っているけど、
どういうわけか紅、ピンクもほしいと思い始めています。
だから、紅木綿にするかもしれませんね。
紅木綿に染めておけば、飽きたら色抜いて、
その色素はほかの素材にまた染められるからね。
外の釜に火を熾し、手紡ぎの綿糸をゆっくり精錬します。
アクがすごいです。 紅茶色しています。
1回精錬し、濯ぎ洗いしてから、もう1回精錬しました。
もう薄暗くなってきたから、この後の濯ぎ洗いは土間の奥のタライの中で。