灰で釜を洗う
灰で釜を洗う
思い立ったら吉日で手紡ぎ綿糸を精錬するつもりでした。
でも、ちょっと釜が真っ黒だし、藁灰汁の藁灰が少し残っていました。
だから、この藁灰で釜の周りをこすって汚れを落とし、ついでに
灰汁を入れて釜に火を入れ、釜の内側も煮洗いしました。
釜の内側の汚れも温度が高ければきれいに汚れを落とせるからね。
めったにこんなこともしないけど、
梅雨までの間に染めたいモノいろいろあるから。
裏の刈り取った草も燃やし、納屋の前の草も燃やし、
計、3か所で火を熾していました。
これら燃やした草も灰として利用するんですよ。
田舎暮らしだからできるんですね。
これら草木灰は染色にも利用するけど、
この灰と米ぬか混ぜて肥料としても利用します。
今日は灰をクレンザーとしたけどね。
ガスの火を使うのと違って、マキで火を熾す楽しみもあります。
面倒くさいと思うかもしれないけど、これも創る前の喜びの一つです。
だから今日は髪の毛まで煙臭い。
そのうちY君が来るときにハサミ持参で来てもらって
髪の毛をカットしてもらおうかな。