藍の葉っぱを食べる虫?と、葉面微生物
藍の葉っぱを食べる虫?と、葉面微生物
藍の苗の葉をなんの虫かわからないけど、食べています。
アブラムシではありません。でも、何の処理もしません。
虫たちも渋り腹か免疫力を高めているのかも。
今、藍の葉っぱを食する虫たちは、来週あたり
から交尾をはじめる予定だからかもね。
虫たちも必死で種の保存の本能を働かせます。
「必死」だから、必ず死ぬと書くんです。
北国を除いてもう藍の葉っぱが寒暖差でやられることはないでしょう。
これから気を付けるのは、根切り虫、アブラムシ、ヨトウムシ、バッタくらいでしょう。
ヨトウムシはアブラナ科の野菜などを栽培していると、大量発生することがあります。
多くの虫は、米ぬかで対処できますが、完全ではないため、何度かする必要があります。
葉っぱの上で何が起こっているかは、よくわかりませんが、
葉っぱの表面に存在する微生物は、葉っぱをきれいにしたり、
病原菌から守っているようです。
植物の葉の表面は無菌だと思うかもしれないけど、
そうではなく、葉っぱの表面には植物から分泌された
物質をエサにする微生物がたくさんいるようです。
植物の葉の表面には、葉から分泌される糖類、有機酸、
古くなった細胞がはがれたものとか、ほこりなどが付着しています。
葉面にいる微生物はこれらを分解して、きれいに保ったり、
葉の病原菌から植物を守っているようですよ。
私たち人間の身体を保護している皮膚や
内臓器官の働きと似ていると思いませんか?
緻密な計算に基づいた植物の組織や働き、
自然界から多くの学びがありますよね。
人間は、それら植物よりもくすしいと思いませんか?