藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

ろうけつ染め用チャンチンとミツロウを入手したけど・・・

ろうけつ染め用チャンチンとミツロウを入手したけど・・・

ろうけつ染め用チャンチンとミツロウを入手したので、
ロウケツ染めをやってみようと思いました。

チャンチンとミツロウ



何を染めようか、何を作ろうかと、
思いめぐらすひと時も楽しいものです。



私がずっとずっと昔、小学生のころ初めて体験したのが、
ろうけつ染めの暖簾制作でした。

柿食えば、鐘がなるなる法隆寺・・・と
筆書きした記憶があります。

画は勿論のこと、柿です。
合成のインディゴ染めでした。



たまたま、私の周りにはろうけつ染めをなさる人は現在いません。
たった一人、ジャワ更紗製作者がいるだけです。



現在私の周りにはいないということは
以前はいたということですよ。

30年以上も前、金沢から出て京都の工房でろうけつ染めを
なさっておりましたが、肺を患い、千葉に、私の実家の近く
に引っ越してきました。

その近くには、世が世であれば大名のお殿様が住んでおりまして、
そして、現在のバジルの獣医師はご先祖様がその大名家のお抱え
医師、もとは紀州藩だったそうですが、金沢にはご縁がありそうです。

まあ、その時に作家物の手描き友禅やご自身が染めた
ロウケツ染めの着物を拝見させていただいたのですが、
思わず、養女になりたくなったほどです。

しかも、著名な作家の若かしき頃の器もたくさんあったんですよ。

週に1~2度は通い詰めた記憶があります。

しかしですね、

そこにお座りといわれまして、
お太鼓、三味線、小唄、などの講義が始まりまして、
歌ってご覧でしたからね…(笑)

懐かしい出来事が次から次へと思い起こされます。



今、手紡ぎ綿布の藍染めもしているのですが、染め重ねているうちに、また、若い子が藍の絞り染め浴衣を染め上げたことも影響したかもしれませんが・・・

この間若いお嬢さんが始めた絞ったゆかたを
藍染めした一部の柄です。

初めての藍の絞り染めゆかた



頭の中でろうけつ染めのデザインを思いめぐらして
いたはずなのに、どういうわけか、絞りの構図に
なってしまいました~。(笑

染めたいものがたくさんあって、ろうけつ染めを
楽しむのはまた先になってしまいそうです。



あれも染めたい、これも作りたいと・・・
欲が孕んできてこまりますね。




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