ウォード(タイセイ)の生葉染め
ウォード(タイセイ)の生葉染め
ウォード(タイセイ)の生葉染めをする場合は、
1年目の葉を採取し染めないと染まらないといわ
れているため繁茂した葉を刈り取ってみました。
採取が早すぎると青の色素が十分でない場合もあるようだし、
また、採取が遅すぎても染料としての色素が失われる場合も
あり、あんがい採取のタイミングが難しいです。
タデ藍の生葉染めと同様に、ミキサーに入れてすりつぶして青汁を作ります。
その青汁を漉して、染め液を作り、シルクのストールを3枚染めてみました。
被染物を浸してすぐしぼり、風を入れて、
また浸すことを繰り返すと、青色に染まります。
もともとウォードは、青色色素の含有率が少ないため
葉の量は、被染物の5倍から10倍量あったほうがしっかりと染まります。
今回は5倍量で染めたのですが、やはり色素は少ないですね。
かなり薄い色合いとなりました。
水色というより、青磁色がかっていますね。
無処理、無媒染ですが、次回は媒染剤を使って試してみるつもりです。