藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

季節はずれの蓼藍の泥藍作り

季節はずれの蓼藍の泥藍作り

毎日水撒きと追肥により、3番刈り後の藍の生長も著しく、
わさわさと茂っており、今では花も満開となっています。

満開の藍の花1



本来なら自分で使用する種の分だけを残し、
すべて刈り取って染料つくりをしたかった。

10月に入り、
「花が咲き始めたけど、今から泥藍つくりたい?」と
生徒から電話が入ったので、私も花が咲くのが遅い株を
選び、作ることにしました。

少し冬野菜用の場所を確保したかったので、
北側と検証用の畑のいくらかを刈り取って
泥藍を作ることにしました。

気温が高くても25度あるかないかくらいですから、
泥藍をつくるには気温が少し低すぎます。

でも、夏場より期間はかかりますが、
泥藍抽出はできます。

7日ほどかかりましたが、水抽出できています。

画泥藍抽出秋1



石灰を加えて攪拌していると。。。

泥藍抽出秋2

何とも言えぬ美しいい水色ですね。



何回か撹拌していると、液の色の変化により、
赤味が強い事が分かります。

泥藍抽出秋3

2桶分、交互に撹拌させました。

泥藍抽出秋4



乾燥葉もかなり作りましたが、泥藍作りもまめにすると、
20リットルバケツ3つ分作れました。

ドロドロの状態ではなく、作っては足しているので
ほぼ粘土状となっていますから、かなりの収穫ですよね。

もう大きな角層で泥藍抽出する体力はないので、
少しずつ角層も処分していくつもりです。



藍を育ててできること、やりたいことは
計画的に作業すると大いに楽しめますからね。

火曜日も晴れ模様だけど、明後日は雨のようです。

今年は、ミツバチが全く飛んでこないけど、
花穂の下のほうはいくらか種を持ち始めています。

ひと雨降ったら、種を食べてしまうアイゾウムシ君に
襲われると一晩で全滅するかもしれないから要注意ですね。



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