藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

藍の花芽立ちといまだ深く青々とした緑の庭

藍の花芽立ちといまだ深く青々とした緑の庭

彼岸過ぎてからめっきり凌ぎやすくなり、
時折肌寒く感じるようになりました。

昨年も今年も雨不足で、
井戸の水が上がること4回もありました。

また、雨が降ったかと思えば、ひどい豪雨で
草木を薙ぎ倒しますから、あとの手入れが大変でした。

厳しい残暑が続いていましたから、毎日の水まきに
かなりの時間を要しました。

水撒きをするので湿度も高くなりますから、
蚊も大変多く、庭に出る際は虫対策しないと
歩くこともできません。

近隣の庭や畑は草枯れて荒れていますが、
我が家の庭は、いまだ緑深く、青々しています。

画緑深き庭1

画緑深き庭2

画緑深き庭3



かなり前から、藍の花芽が立ち上がり始めていたのですが、
全体的に花芽が立ちあがりました。

藍の花芽立ち1

藍の花芽立ち2



冬野菜、大根や小松菜の種を蒔き、ブロッコリーを植えましたが、
収穫するものは収穫して、地べたを開けなければなりません。

シソの実漬けを作ったので、コボレ種用を数株残して、
すべて抜き取り処分、ニガウリも食べきれないほどの収穫を
もたらしてくれましたが、もう処分したいので、雨で倒れた
蔓を引っ張ると、なんと、1回目は15個ほど、2回目は
8個もついておりました。

いくら何でも食べきれませんよね。
宅急便屋さんが来たので、少し持って行ってもらい、
電話して2人に取りに来てもらいました。

大きな冬瓜もいくつかなっていたので、また電話して取りに
来てもらい、種用に1個残しておけばいいんだからと思い、
蔓を引っ張り処分をと思ったら、なんと、ゴロゴロ出てきました。

蔓が這うものを植えておくと、草の出方が違うので、
食べたいわけではないけど植えていた冬瓜も好きだと
いう人がいて助かりました。

カボチャはあまりいらないので早くに蔓きりをし、
暑さのために日持ちしないので、これまたほしい人にお裾分けを。



蔓を引き抜いただけで、地べたが見えてきました。
この蔓の中に、イチゴの孫蔓株、小葱や九条ネギが
でてきました。

イチゴの孫株は、畝を作り植え替えました
来春も真っ赤な実をならせてくれることを楽しみに。
今年は誰かが盗み取り、食したのは数粒ほど。



裏にも少しサツマイモを植えてありますが、
この中に袋仕立てでも育てています。

サツマイモの袋仕立ては初めてのことですから
果たして芋が大きくなってくれるのやら・・・

1株のバジルもよく分岐して使いきれないほどで
少しだけ乾燥させたり、冷凍してありますが、
茎は枯れ始めているのに、頭頂部には青々とした
葉がついています。

混植の中で逞しいですね。

ニラは花が咲いていますが、
分葱もの出始めていました。



きれいに畝を作って育てたというより、
勝手に生えてきたものを放置した混植。

去年、恵比寿草が少なかったのですが、
肥料もやらずに大きく生長した株を残し、
小さなものは抜いているのですが、
抜いても抜いても生えてきます。

えびす草の大株1

えびす草の大株2

えびす草の大株3



この種の収穫は、藍と同じようにまだまだこれからですから
大株は抜き取らずに置きますので、まだ緑のある庭となります。



青々とした緑の草木の中では小さな黄色の花ばかりですが、
マリーゴールドの群生は、下葉も枯れずに生き生きとしており、
これからもオレンジの花を咲かせ続けてくれます。

マリーゴールドの群生1

マリーゴールドの群生花2

線虫除けになるので、藍の種を取ったら、粉砕したマリゴールドを
鋤きこんで、種もたくさん撒いておこうと思っています。



綿は少し古い種を蒔いたため白ではなく、青銅だけ生育したのですが、これまた混じっているとは思いますが、10株ほどから、かなりの収穫となりました。

収穫した青銅の綿1



ナスは先日処分したのですが、
1株しか植えなかったピーマンは残してあります。

スーパーなどで売っているピーマンは皮が強いですが、
有機肥料と乳酸菌で育てた我が家のピーマンは柔らかい。

他所のものやスーパーのものは、食べれません。



自然との共生は、それなりの労苦はありますが、
収穫の喜びは、言葉には表すことができないほどです。

とかく当たり前すぎて感謝することを忘れがちですが、
ささやかな喜びを味わえることはなんと幸せなことでしょう。

まだ、イチジクもなっているし、カキの実も色づくし、
シークワーサーや甘夏の収穫もあります。

サツマイモや里芋も楽しみですね。



ニンニクは土の準備がまだできていないので、
芽出しさせるためポット定植しておきました。

毎日お天気と相談しながら動くことが多いため、
予定が未定となることが多くありますが、
焦ることなく、淡々と日々を過ごしております。

まだ、台風や秋雨がどうなるかわからないので、
油断はできませんが、無理なくささやかな喜び
を味わいたいと思います。

能登地震からさらに豪雨被害を受けた方々、
線状降水帯豪雨被害を受けた方々は、後片付けが
大変だと思いますが、絶望ではなく、少しでも希望
をもって生きることをお祈りしています。



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