藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

灰汁作りとスクモの灰汁建て

灰汁作りとスクモの灰汁建て

毎日35℃ほどの暑さが続いている中、
スクモの灰汁建てをしたいというので
6日からやり始めました。

常温建てには適していますが、暑い日が続くのに、
藁がたくさんあるので、藁を使って灰汁を作りたい…と。

来れる時間帯がまばらなので、
暑い盛りの作業となりました。

持参してきた藁束を見て、保管状態が悪い、
ちょっと古い?と思いました。

とにかく黒灰の作り方を覚えてもらうために。
藁に火をつけて・・・

黒灰作り1

黒灰作り2

黒灰作り3

黒灰作り4

これで一晩おきます。



翌日、黒灰を取り除いて、同じことをまた繰り返します。
この段階で、pH値がかなり低いのが分かります。

また、一晩おいて、黒灰を取り除いて、
3日目に濾しました。

それと並行して、木灰の灰汁作りもします。

木灰の灰汁つくり1

木灰の灰汁つくり

一晩おいてから、濾すときれいな灰汁ができました。



藁灰の灰汁のほうは、pH値がかなり低いので、
木灰の灰汁などを加えて調節しました。



彼女はスクモ2キロ、私は4キロしかないので、
それぞれ灰汁の分量を調節しました。

昨年作っておいたスクモがなかなかほぐれません。
いつもだったら、1日半から2日あれば十分なのに。

乾燥スクモの溶解



はい、スクモの灰汁建て始めました。

スクモの灰汁建て1

暑いし、息苦しいです。
1分撹拌するのもやっとなくらい。

小麦のフスマも用意してありますが、
このまま、地獄建てとなるかも。

台風7号がすこしでも東の海上よりに
なってくれるとよいのですが…

張り出している高気圧次第とは言いますが、
もしかしたら、2019年の台風15号と同じ規模ほどという。

また被害を受けたり、長期間停電もあり得るかもしれないので
藍草は検証用の畑は、3番狩りをしています。

乾燥は無理なので、泥藍作りに。
明日もう少し刈り込まなければ。

梅雨時は雨不足で今月も雨不足なのに・・・

最悪を想定して、明日も台風対策を。
無難に過ぎ去りますように。



コメント


認証コード4994

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.0.5
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional