藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

香しいニッキの木と民法改正相隣関係の見直し

香しいニッキの木と民法改正相隣関係の見直し

昨晩遅くに急に家の中も冷え込んで、
間仕切りが波打ったと思ったら
雨も降り出してきました。
ああ、また守られた。神に感謝しました。
時々、生徒には鼻で笑われていますけどね。

今日は、ニッキの木と民法改正相隣関係の見直しの話です。

お便りをいただく中にもあることですが、田舎の実家に戻った、
田舎暮らしを始めたけど、うまくいかないというお悩みの参考
になるかもしれません。

前の家のニッキの木がかなり我が家に入り込んでおり、
いまでは、二階建ての前の家の屋根を超えてきました。

ニッキの大木1


20年以上前から、枝を切らせてくれと頼んでいます。
その度にのらりくらりで、小ぶりの時は私にも枝降ろし
できたのですが、これだけ大きくなったら業者依頼で
費用もかなりかかりそうです。

でも新緑の季節には、よい氣を放ちます。

子供ころは、ニッキの根っこを掘ってもらい、
おやつにかじっていました。

かぐわしい良い香りはするし、紬などを染めてもいいし、
利用価値は大なのですが…



おっと、その前にパパじいちゃんが電話がもう3日も
つながらないから見てくれと電話機持ってきても仕方
ないから出向きます。

私の前に隣のおばさんが、電気代が高いとか、
ガス代が2人しかお風呂使わないのに18000円
もするとか・・・

だから、LPにすると半額になるとか、
ここは地下を掘っていけば天然ガスが
多少ある地帯でして、砂鉄も取れる地域です。



通電しているけど、故障みたいだから、NTTに電話するから
少し静かにお願いねと頼んだのですが・・・

何しろなかなかつながらないし、音声で確認しなければ
ならないのに、この間のお弁当おいしかった、昆布は
どこで買ったとか聞いてくるし・・・

空気読まない人だから、パパじいちゃんとけんかに
なってしまい、そのあとはこちらまで当たり散らされ
たりしてとんでもない時間となってしまいました。

ぶるぶる震えるほど寒すぎて、息子さんに電話して、
私のスマホに連絡が入るからそのあとの対応をお願いしました。

そうしたら親子ですね、仕事だけど午後から有給とる
といって、有給まで取らなくてもと言ったんですが、
昼頃実家に来たら、なんと通電しているというでは
ありませんか。

そんな馬鹿な・・・NTTから連絡が入ったときは、
外線がショートしているからまた使えないはずと。
仕方ないので、重装備で訪ねると、もう繋がって
いるからいいよと。

いや、今繋がっていないのよ。おれTV見てんだからと。
だから電話してホラ繋がっていないでしょ。

工事車両がもう来るから立ち会ってよといっても、
なんでだろうというばかりで動こうとしない。



仕方ないから、じゃ私が立ち会うよ。工事車両が電柱の高さ
まで上がると、見えたようで重い腰を上げてきます。

すると、リハビリから帰ってそろそろ洗濯物を
しまう時間帯の亡従兄弟の奥さんが出てきます。

何かあると、適当に年寄りが集まります。息子さんには
これこれしかじかでしたと報告しておきます。

パパじいちゃんには、心配してすぐ駆けつけてくれる息子が
いてうらやましい。私には誰もいないのよというとニコッと笑う。



パパじいちゃん、悪かったと思ったのか、
おめえよ、カボチャ喰うかとすぐ持ってきますが、
カボチャはあるからいらないと。

隣のおばさんがさっき悪かったねと言って、
昆布の販売先を聞いてくるからスーパー、
タッパーに入っているのは昆布ではなくクラゲで、
道の駅とかだったら手にはいると。

この二人はすぐ口げんかして困ります。
寄ると触るとすぐけんかするからほんとうに困ります。

あのような食事にして腹7分目にすれば、
糖尿病もひどくはならないというが、聞く耳持たず。
だから、心穏やかでいられるように祝福を送っておくと
私のところにはほとんどトラグルを持ち込みません。



パパじいちゃんが今度は、イブリガッコみたいな大根を
もってきて、漬物もたくさんあるし、いまはいらないと。

そんなに気遣わなくてもいい、お互い様だからと。

さんざん当たり散らした後は、悪いと思うのでしょう、
じゃよ、まだたくさんあるからほしいときは言えという、
だからありがとうと。

それから、また来て枯れ草を燃やしてくれました。



台風15号の時の被害と言ったら、本当にひどかったんですよ。
電線も電話線も地方からの応援によって、応急処置をしただけ
だから、もしかしたら、ほかにも線が痛んだり弱ったりしている
箇所があるんですよね。



これって、関係ない話?

隣のおばさんも出戻りですからよそ者扱いされています。
でも本人は納得いかないからトラブル起こしやすくなります。



斜め前の家の白銀の屋根が今は見え、
その向こうが神社の境内の山武杉です。

隣家の様子1



隣家の様子2



隣家の様子3


山武杉のてっぺんにカラスが止まると、
くちばしまで見えます。
でも、近間は全くダメですね。

右目があまりにも充血し、なかなか治らないし、
ジジババが心配してまして、町営の病院の眼科に
行ってきましたが、感染症ではないとのことで
詳細は、ほかの眼科医院に行って検査してくださいとのこと。

眼科に行ってほかの眼科に行けとは・・・
そういえばわが町には眼科医院がないんですよね。


台風15号の時は、この白銀の屋根が見えないほどの高さの
ニッキの木と屋根を超えるほどの高さのトウジの木(どんぐり)と
孟宗竹に覆われていたので神社の山武杉は全く見えませんでした。

私の太もも以上の太さのニッキの大枝4m以上あるのに
庭に飛んできたり、孟宗竹は折れるし、トウジの大枝は
折れて飛んできたり、電線から火花でているし、本当に
悲惨でした。

一つビワの実がなると、カラスの大群も来たり、
柿の木や梅の木の枝なども、隣家の庭半分以上も
覆うので、いつも揉めていました。



とうとう、こちらで業者を手配するから、庭に入り込んだ
枝降ろしをさせてほしいといっても音沙汰無し。

隣家の奥さん、30年以上も
我慢していたので、ヒス起こしていました。

どんぐりも茹でたものを食べ、煮汁で染めたり、
葉っぱはよい堆肥にもなるし、掃き掃除は苦では
なかったのですが…



ご主人が亡くなってから、きれいに大木を整理して、
母屋の電気の接触も悪くなったようで、引き込み線も
違う電柱からに工事しました。

あの時はショートしていて怖かったんです。
我が家の敷地内の電柱から引き込んでいたので、
もし切れたら家にあたることろでした。

斜め前というより隣家にもなるのですが、町では一番古い家でして
築200年以上になり、かやぶき屋根の上にトタンのせているだけだから、火事になったら恐ろしいことが起こります。



このトタンの下には、大麻も使用されているので、
解体するときには、譲ってほしい素材ですね。

隣家の奥さん30年以上、私20年以上、辛抱していました。
これが、出戻りでなければ、かんたんなんです。

しかし、そのおかげで今度は台風などの時には、
もろに暴風が直撃してそら恐ろしいですけどね。



民法の相隣関係の見直しが今年4月1日から、施行されます。

■隣地使用権のルールの見直し

境界調査や越境してきている竹木の枝の切り取りのなどの
ために隣地を一時的に使用することができることが明らか
にされるとともに、隣地の所有者やその所在を調査しても
わからない場合にも隣地を使用することができる仕組みが
設けられました。



■ライフラインの設備の設置・使用権のルールの整備

ライフラインを自己の土地に引き込むために、導管などの
設備を他人の土地に設置する権利や、他人の所有する設備
を使用する権利が明らかにされるとともに、設置・使用の
ためのルール)事前の通知や費用負担などに関するルール)
も整備されました。

しかし、これも十分な話し合いが必要ですね
地元の人だったら一つ返事でしょうが、出戻りは無理ですね。



■越境した竹木の枝の切り取りのルールの見直し

催促しても越境した枝が切除されない場合や、竹木の所有者や
その所在を調査してもわからない場合などには、越境された土地
の所有者が自らその枝を切り取ることができる仕組みが整備され
ました。

これならこじれた場合裁判しなくても
枝を切ることができますよね。

しかし、これらのルール見直しは、
保守性の強い田舎では通じないことがあります。

持ち主が不明の場合は何とかなりますが、
高齢者がいる場合は、木の枝を切ると具合が
悪くなるといけないからと言われます。

ですから、じっと辛抱して待ち続けます。



葉っぱが落ちる、椿の花首が落ちると、すぐパパじいちゃんが、
道路が汚くなるといって文句言っているからすぐ掃けと言って
きます。すぐやらないと、機嫌が悪くなる。

道路を汚さないように、
マメに道路の掃き掃除をします。

椿も小ぶりに剪定したり、モクセイの花が落ちたらすぐ掃きます。
枝が道路に出ているとクレーム言われれば、すぐ対処します。
言われたらすぐやらないと、みんな機嫌が悪くなる。

思う通りに動かないと、しつこいのなんのって。



実は、我が家の北側は山高になっていて、背丈以上に
高い竹藪があったため、その下には防空壕が4つもあり、
近所の人もそこに逃げ込んでいたんですけどね。
戦後は、芋蔵とか野菜を保存していました。

歩いてすぐのところに飛行場もあったし、兵舎もありました。
子供のころは、その兵舎の中でよく遊びました。

その兵舎に住んでいた人たちが神社の宮脇に土地を
分けてもらって住んでいます。

でも、その人たちは戦中から暮していても、よそ者なんです。

出戻りもよそ者と変わりません。



竹の葉が溝に落ちるから、竹やぶ整地しろと言われ
亡従兄に整地してもらいました。

特にわが班は特別うるさい。
私の場合は、従兄が生きていたから入れたんです。
たとえ、人数が数人になってもほかの班と合併する
つもりはないと断言するほどです。



ですから、バカにされたり、軽んじられたり、無視されたり、
することに慣れています。されるがままにしています。

以前は腹が立つこともありましたが、まあ、いいや、
辛抱できないほどのことではないと考えられるようになりました。

普段は普通にご近所さんと仲良くやっています。
高齢世帯の行動を把握するくらいです。

でも、いろいろな風習があるので、
いざというとき、そういう時はよそ者扱いとなります。



子供のころは部落中の人が座敷や土間、
縁側や庭にまで集まっていたんですけどね。
千葉の実家にも亡母の部落の幼馴染やもちろん
パパじいちゃんも来ていたんですが。

亡母のおかげで、わたしは普段は何事もなく平穏に暮らせます。
ありがたいと思っています。

小学校上がる前のこと、蜂に刺されたとか、
お腹壊して往診をうけるとか・・・

そんな時は心配して近所の人が大勢集まっていました。
自分の子供も他所の子供も同じように見守られてきましたが、
今、いざというときはよそ者扱いなんです。



代々地元の人間が、悪いこと、犯罪行為をしても新聞沙汰に
ならない限り、何事もなかったかのように暮らせます。

万が一、新聞沙汰になった場合でも、刑務所から出てきても、
生活が困るだろうからと言って、誰かが面倒見てくれと頼めば
引き受ける会社があります。

へりくだり腰も低いし、とても親切な人ですから、
私も何事もなかったように普通に接しています。

この点、地元の人なら見守る、
助け合うという精神は生きています。

でも中には養子の人でも大変信頼されている人もいます。

これがもしよそ者なら、もうここでは暮らせません。



以前は、よそ者には区長はやらせない風習があったのですが、
役所も含めて話し合いで1年交代でやっていますが、川を挟んで、
喧嘩しあっていたのが合併したものですから、今でもそれほど
仲が良いとは言えないのです。

でもある事件をきっかけに、
建前では何とかうまくやっています。



地域によってそれぞれに風習が違いますし、
数百年前の因習が残っている地域もあるようです。

ですから、町内一斉清掃とか、利用施設の草取りとか、
ごみ当番とか、積極的に参加することをお勧めします。

隣近所の人たちには、顔を合わせれば
防犯対策にもなるので挨拶をすること。

何らかの役員をするときでの総会では、話をよく聞き、
以前住んでいたところではどうでしたかと尋ねられれば、
こうこうこうでしたと話したが賢い。



田舎暮らしで失敗する人、まったくのよそ者でも周りの人に
助けられて、穏やかに暮らす人もいます。

私が指導している人で、定年退職後、いままで植物なんて
育てたことがない人、どちらかというと今でも下手かも
しれない人がいます。

今度、その方の許可を得てご紹介したいと思います。
私と違って品性があり物静かな方でして、どうして
馬が合うのだろうかとこれまた不思議です。

きっとわたしも本当は物静かな女なんですよ。
いま日本にいないけど、そのうちご紹介します。



今夜も冷たい風が吹き込み家の中の気温も外よりは、
少しマシなくらいかも。エアコンもない、石油ストーブや
ファンヒーターもあるし、電器ストーブもあるけど、
危ないので使ったこともない。

電気こたつの中に入って、座椅子にどてらというより
カイマキ布団をかけて起き、寒いときはそれを肩に掛ける
というより、奴さんのように形を作れるので少し空間を
開けてその中に身体が入るような状態にしています。

すると、空気の層に包まれた状態となり、とても暖かいのです。



2月18日2:32 X2.2級の大規模な太陽フレアが発生したので、
1日と数時間の誤差で地球に影響を及ぼすし、ちょうど新月です
からね。

電子レンジのコンセントは使わなければ抜いておきます。
入れっぱなしにすると、、ピコピコとなくときがあるから。
上空を飛ぶ飛行機によっては、電磁波の影響を受けることも
あるしね。

新月や満月、あるいは、大潮の時って、
あんがい地震が多いし、噴火することもある。

地震が発生しても震度4くらいまで、
火山噴火でも海底ならと思っています。



でも、災害は忘れたころにやってくるというから、
常に心に留め置き、忘れないのです。
ですから、何か多少の変化、異常気象などあれば、
無難に過ぎ去るように祈ります。



何だか、皆神山の山並が青白く発光しているようです。
まだ詳細は調べていないけど、父方の生家は信州、
母方の祖母も信州出身で、親戚もいるため気になるところです。

環太平洋沿いや海底火山地帯で発生していた地震や噴火も、
大きな意味で大陸に影響を及ぼしているため、この地球自体が
悲鳴を上げているということですよね。

ゴミや廃液の処分には十分気を付けなければ。



20日20時過ぎにまたトルコでM6.3の地震が襲い、
かなりの被害が生じたようです。
言葉にならない嗚咽の嘆きは、天に届くのでしょうか。
私も憂いを超えすぎています。



今朝は雪が積もっていたので、びっくりしたけど、
風も少し強いので、明日の朝の庭がちょっと心配です。

それに、川村美術館から引っ越してきたメダカの
めめちゃんの桶の中に葉っぱがたくさんたまるから、
お掃除しないと。

Mもんちゃん、保護猫だけじゃさみしいと思ったのか、
大賀蓮の桶の中に手はかからないからと言って流し入れました。
私が生き物を飼って、手をかけないなんてことはあり得ないのです。

それにしても日本のマスコミ?って、
必要な情報が得られないと思うのですが…

これは、新PCから更新しています。
この話がまた笑われるかもしれませんね。



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