藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

品種改良で自己消化する新種の綿花が誕生したらしい。

品種改良で自己消化する新種の綿花が誕生したらしい。

先日、綿花の価格上昇リスクがあり(日本経済新聞)と
いう記事に目が留まるが、23日には1か月ぶりに高値を
付けました。

確かにパキスタンでは大洪水により不作だし、
天候異常により世界中の穀物地帯の被害、
インドでも輸出制限への懸念などなど。

めったに紡績綿を仕入れることはないのですが、
少し価格も上がっています。

洗浄が足らないため、もう一度軽く精錬しては
いるのですが、どうも風合いが違う。



初心者の受講者には、軽くて染めやすく、発色もよく、
手縫いでもミシンでも縫いやすく、さらっとした風合いの
ものを選ぶようにしています。

仕入先は染色材料店、問屋街、近くの手芸店などで、
直接、購入してもらうようにしています。

間違ってもこういうのは購入してはダメと理由を説明して
伝えるのですが、中には、「なになにしてはなりませぬ」と
申しますと、天邪鬼な人は、あえてそれをしてしまう。

国内でオーガニック綿にこだわって製造している業者もいるが、
ストール1枚の仕入れ価格も高くが諸般の事情から転化せざるを
得ないことでしょう。

まあ、とにかく需給の逼迫を意識したということです。



こちらが先に目についた記事ですが、
品種改良で自己消化する新種の綿花が誕生したらしい。

化学難燃剤は、燃えにくいことで
火災が広がるスピードを緩めてくれます。

しかし、健康面の懸念があり、安全とはいえないため、
米農務省の農業研究実業団が研究を重ねに重ねて、何と
自己消火する綿が誕生したらしい。



Gregory N. Thyssen氏率いる研究チームは、
既存の栽培品種の対立遺伝を用いて、
新たに10種の綿花品種の開発に成功したそうな。

それぞれの綿花から生地を作り、燃焼テストを行なったところ、
うち4種の綿生地が完全自己消火機能を持つことがわかたと。



綿糸が紡績なのか、手紡ぎなのか、精錬の種類は、
織機の種類が何なのか、その工程によって空気の層が違う。

それらが全く関係なく、自己消化機能を持つというのか?

だとすれば、防火対策に様々なところに
利用できる可能性があるということですよね。

まあ、私は江戸時代の火消し藍半纏でいいかな。



昨夜は、唯一遅い時間帯でも寝ていても何かあればいつでも
電話連絡可能としているKちゃんから連絡が入り、かなり遅く
まで話していたため、お風呂に入り損ねてしまいました。

今朝は今朝で、出勤前に連絡をといって、Aから予約とやりたい
ことの連絡が入り、ちょっと寝不足気味でしたが・・・

そうだ、ちょっと引っ張り出して、タクリで糸を紡いでみました。
ちょっと座椅子を倒しすぎたようで、やりにくいし、疲れます。

タクリで紡ぐ綿糸


この3年、綿花を栽培していないので、
この春は少しでもいいから栽培してみたいものです。

種は何とかなるだろう…

そこで様々な綿花を検索して、しばしほっこりと。

様々な綿花

https://www.bing.com/images/search?q=%e7%b6%bf%e8%8a%b1&qpvt=%e7%b6%bf%e8%8a%b1&form=IQFRML&first=1

老後は、のんびりとこうしたいとか夢を描いていました。
この糸紡ぎもその一つのはずなのですが・・・
しかし、いつになったら老後なんだろうか。

やりたくても、やってはいけないこと。
やりたくなくても、やらなければならないこと。

この微妙な判断が難しく感じるところですが、
これからの在り方のため、お尋ねの答えとして、
追々に記しています。



コメント


認証コード3317

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.0.5
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional