紫青色の目に優しい矢車草
紫青色の目に優しい矢車草
紫青色の筒状の花と青の舌状花のコーンフラワー
ともいう矢車草が目に優しく入り込みます。
毎年コボレ種から発芽し、花もピンクや白、赤紫、
紫青色など、さまざまな花を咲かせてくれます。
紫青色のみ残して、あとは引き抜いて処分するのですが、
それでも、ピンクなどの他の花色を咲かせています。
この花の浸出液は、スキントニックやヘアトニックになり、
疲れ目、結膜炎、炎症などの洗眼剤ともなります。
乾燥させた矢車草の花は色があせないんです。
若いころポプリを作った名残で、夏に美しい青い花が
群れ咲く様が今でも好きなんです。
ところでこれから採れる青色顔料は、インク、ペンキに
利用されていましたが、果たして今はどうなんでしょうね。
花びらを採取してインク一瓶作るとしたら、
気が遠くなるようです。
それでは、この花びらを採取して、花びら染めをしたら、
どうであろうか・・・?
たとえ日光堅牢度がよくないとしても、
この美しい紫青色を纏えるのであれば、
一度は羽織ってみたい矢車草です。
シルクのオーガンジーを染めるのも大変かもしれませんね。
茎葉花を煮出して、鉄媒染すると、
30~40代女性に似合いそうな茶色となります。
大量栽培できる人は、試されるといいかもしれません。
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