「藍と遊び、藍に喜ぶ」藍を知るWEB基礎講座です。
はじめまして、香草庵を主宰しております加瀬です。
私が長年栽培しているのは、タデ藍の小上粉です。
もともと藍は草ですから、誰にでも簡単に育てられます。
藍に魅せられてから、自分でも藍を栽培したいと思い藍の種を入手するのに苦慮いたしました。
たまたま、ある展示会で藍庄さんの姻戚関係の人と知り合い、藍の種を入手することができたときはとてもうれしかったです。
その後、きっとほかにも藍の種が欲しいと願っている人がいるに違いないと思い、長年、藍の種が欲しい人に差し上げてきました。
TVなどの報道から藍の生葉染めの体験講習の様子を見た人や実際に藍の生葉染めを体験した人からの申し込みも年々減るどころか増加している次第です。
多くの日本人の心を魅了する「藍の色」を自分で染めてみたい!
と思う人が増加しているということです。
確かに藍の生葉染めは、誰でもとても簡単に染めることができます。
しかし、藍を建てることはとても難しく、多くの染織家の人たちも最初のうちはうまく建てることができずに失敗した経験があると思います。
それが、今では、大変便利で簡単に建てることができる藍染めのセットも販売されており、誰でも失敗することなく藍染めを楽しむことができます。
染料店にて販売されている藍染めのセットを購入して染めてみるのもよいでしょう。
しかし、多くがキアイ、つまり、インド藍の泥藍です。
私も最初のころは、藍の染料を購入し建てて染めていました。 染めるモノにもよりますが、毎月藍を管理するだけでも、経費が掛かりすぎて、悲鳴をあげることもありました。
もともと藍染に魅せられて、藍染めをするなら「絞り染め」と決めていました。
あの白場のぼかし具合が何とも言えぬ温もりがあったからです。
そのうち一年中藍を管理しながら染めるより、縫いためてから染めるようになりました。
そうすると断然、毎日藍を管理する手間も経費も掛からなくなります。
さらに、田舎暮らしを始めてから、もっとたくさんの藍を栽培することができました。
広い畑でこの藍を栽培するのですが、今まで使っていなかった畑を耕し、堆肥を鋤き込んで藍を栽培する作業は、毎年秋口になると、私の体に疲労を蓄積し、歯に大打撃を与え、1本、2本と抜く羽目になってしまいました。
何しろ、すべて手作業で藍を育てていたからです。
これじゃ、体が持ちません。
そこで、空いている庭のスペースだけで
どれだけの藍の染料が作れるかを検証しました。
タデ藍の泥藍ならどのくらいの藍の染料が作れ、どのくらい染められるのか、
藍の乾燥葉ならどのくらい収穫できるのかなど・・・
自然環境の変化から寒暖の差が激しくなっておりますが、
その夏場の暑い盛りを利用して、タデ藍の泥藍も簡単に作ることができます。
すでに受講なさっている人にも5坪ほどの畑を借りて
藍を栽培し、藍染めを楽しんでいただいております。
一粒の藍の種から、藍が枯れる寸前までを大いに利用する内容となっています。
最後は、肥料となります。
受講期間は、藍の種をまく春から藍の種を採集し、
その後の染めを楽しむ晩秋までとなります。
藍を種から育て、生葉染め、煮染め、ドロ藍作り、藍の種取り、
乾燥葉にてのアルカリ建て、乾燥葉のスクモ作り、スクモの灰汁建て、
晩秋の藍の茎染めなど、藍を知る工程です。
さらに染めるだけではなく、藍は医薬・美容関係でも利用されており、
藍の茎葉は美白効果、抗菌作用もあります。
藍のエキスを抽出した化粧水つくり、また、藍のオイルつくり、
藍の石鹸つくりなども楽しむことができます。
おいしくないけど、健康茶として飲むこともできます。
この講座は、ファイル形式にて、分からないことややりたいことがあれば、スカイプ相談(要予約)、あるいは、電話相談しながら藍を建てて染めるまでの講座となります。
スカイプは無料通信ソフトをダウンロードしていただきます。
緊急の場合は携帯電話にても大丈夫です。スマートフォンなどは、無料の通信ソフトがあるようですから、ご契約の通信会社へ問い合わせしてください。そうすると、私への携帯電話も無料となります。
庭や畑、あるいは、家庭菜園、市民農園などで約5坪ほど藍を栽培できるなら、藍の染料を作り、藍を建てて、綿や麻、絹などの糸や布をあなたも染めることができるようになります。
染色材料店で購入したインド藍を建てるのは簡単ですが、
それを管理維持するためには、染料代や助剤がかかりすぎると思いませんか。
染色材料店で藍染めの染料や助剤を購入する場合、一体いくらかかるかご存知でしょうか。 一度、シュミレーションして経費を計算してみてください。
また、スクモを建てる場合は、何十万かかるかご存知でしょうか。
5坪ほどの庭で藍を育てる喜びを感じながら、
いろいろな藍染めの楽しみ方を覚えていただきます。
いままで、染色材料店にて、藍染めの染料や助剤を購入していた人は、
経費が掛からず、きっとびっくりなさることでしょう。
ただし、手間暇もかかり、多少の助剤や灰汁などは必要となります。
藍を知るWEB基礎講座は、藍に興味がある人!、関心がある人!、
藍のことを知りたい! 勉強したい! という初めての人でも
楽しみながら藍染めできるプログラムとなっています。
自分で育てた藍で藍染めをしてみたい!と思う人には、
少しの手間で誰でも簡単に藍染めを十分楽しめる内容です。
インディゴ(キアイ)の泥藍で染めた藍色と
あなたが栽培して建てた藍色とでは、発色の違いにきっと驚かれるはずです。
その感動は、あなたの夢を膨らませるだけでなく、
あなたの心が喜びで満たされ、生き方暮らし方さえ
も変化させてしまうかもしれません。
藍の生葉染めのあの空色だけでなく、澄んだ深い藍色を染めてみたい!
という人で、藍を栽培するスペースがある人のみ受講してください。
また、地域交流のためのイベント、菜園、ハーブ園などの集客、体験講習開催、
あるいは、子供たちへの指導に当たる人で勉強してみたいと思う人にも役立ちます。
藍を知る基礎講座では、もちろん、主な藍の楽しみ方として、藍の育て方や藍の殖やし方を知って頂きます。
種さえあれば、いつでも藍の染料を作ることができるようになります。
タデ藍の生葉染め 絹の染め方
タデ藍の生葉染め 綿・麻の染め方
タデ藍の生葉で絹を濃い染めする方法
インディゴ粉で藍の生葉染め風に染める方法
インディゴ粉で絹を濃い染めする方法
タデ藍の茎葉で絹を煮染めする 夏・秋編
タデ藍の茎葉で作る泥藍・沈殿藍作り
タデ藍の泥藍・沈殿藍を建てて藍染めする
タデ藍の乾燥葉のアルカリ建て
タデ藍の乾燥葉を助剤を使って建てる
タデ藍の乾燥葉で作るスクモ
スクモの灰汁・発酵建て
タデ藍の色素を抽出して化粧水、化粧オイル、タデ藍の石鹸つくり
藍の乾燥葉の簡単な煮染め法
毛糸の藍染め
市販のインド藍の簡単な建て方
そのほか、藍を検証した結果は、一度藍を知る基礎講座を受講なさった人には、
随時その検証結果をご連絡させていただきます。
入会金 6000円
藍を知るWEB基礎講座 24800円
必要な容器などの備品、助剤
必要な容器などの備品、助剤などは、ホームセンター、100円ショップ、あるいは、染色材料店にてそろえてください。 それほど、お金はかからない方法です。
染める糸や布、あるいは、ストール、Tシャツなどはご自身で用意してください。
必要な容器
ポリのゴミペール45リットル 1~2個
ポリバケツ 10リットル、20~25リットル
洗面器、ポリタライ、ステンレスのボールなど
煮染めの場合は、ステンレスの鍋、あるいは、ホウロウ鍋
必要な助剤
ソーダ灰、ハイドロ、消石灰、草木灰、小麦のフスマなど、
ほかに媒染剤
希望者には、絹・綿のストール、紬糸、手紡ぎ綿糸、手紡ぎ手織り綿布、麻生平などを頒布させていただきます。 染める基材である糸や布、縫製品などは、染色材料店のバーゲンなどを利用してもよいでしょう。
1回でできなくて失敗した人もいますが、ポイントをアドバイスをし、やり直してできていますから、心配することはありません。
不安なことや疑問は、どんどん質問、相談してください。
順番で藍を楽しみますが、1年ではこなしきれない内容となっています。
一応、2年間で随時藍を知る基礎講座となっていますから、あなたのペースで楽しんでいただけます。
今年試せなかったことは、来年に、再来年はこれをやってみようとか、一度覚えたら、いつでもあなたご自身のペースでできます。
藍の種蒔きができる期間であればいつでも大丈夫です。
あるいは、藍の苗を移植できる期間であれば大丈夫です。
5月に入ってから種蒔きをする人もいます。
一番遅くに途中参加した人は、7月からやり始めた人がいます。
画像をたくさん入れて説明していますから、繰り返し読んでいただければ分かると思います。
失敗した人は、1回読んだつもりで作業した人です。
そして、不安であれば、確認のご連絡を頂ければよいと思います。
体験講習を開催する場合は、参加する人数によって、藍の茎葉の必要量が違います。
また、藍の生葉染めの体験講習だけでなく、集客のための体験講習の場合は、
事前にお電話にてご相談してください。 ポイントを指導します。
サイトに藍の育て方を記載してありますから、参考にしてください。
また、サイトに付属したブログの中で、毎年、藍の生長記録を更新します。
講習開催予定日を事前にお知らせ願い、それに合わせて藍の生長促進指導しています。
藍の体験講習を予定する場合は、事前にご相談してください。
分からないことやあなたがやってみたいことをメールやお電話にてご相談してください。
電話は、無料通信ソフト・スカイプをダウンロードしてください。
各携帯電話への無料通信サービスもありますから、携帯、スマートフォン契約会社に聞いてください。
染色材料店、あるいは、生地屋さんで生成りの糸や布、ストールを購入できます。
あるいは、当方でも綿や絹のストール、手紡ぎの綿糸、紬糸や手引き真綿糸、麻生平など、品質などを考慮し、お買い得品に限ってご紹介することもあります。
染色材料店では、定期的にバーゲンをする場合がありますから、なるべく節約して染めるモノは入手してください。
糸や小さなもの、面積の小さいものは、うまく染めることができるようになりますが、大きな着分の布をムラなく、きれいに染めることはとても難しいです。
パターンを作り、小さく裁断した布なら、ムラなく染めることができるようになります。 何事も小さなものから染めて、練習を重ねることで大きな布も染めることができるようになります。
綿糸や絹糸を藍染めして、機織りをしたことがまったくなくても、卓上織機なら習いに行かなくても織れるようになります。 DVD付きで卓上織機も購入できます。
これは機織りを習っていただかなくてはいけません。
藍の建て方を覚えれば、いつでも自分で括った糸を染めることができます。
自分で栽培した綿で糸を紡ぎ、精錬してから、藍染めできます。
例えば週末の2日間で藍を刈り取って染めることもできますが、場合によっては、平日の夜、1時間ほど仕込む作業が必要になることもあります。 予定を立てて計画的に時間調節すれば、作業できる時間です。
藍を知る基礎講座は、体感した人にしか得られない喜びがあります。
あるいは、その後の生き方さえも変化することもあり、きっと大きな喜びを得ることができます。
その他にご不安、ご質問があれば、メール、あるいは、電話にてご相談してください。
藍を知るWEB基礎講座で、「藍と遊び、藍に喜ぶ」ことをしたい人は、
私・加瀬と創る喜びを共にしてください。
受講お申し込みは、お電話・メールでお気軽にご連絡してください。
電話: 0479-82-1600
メール: info★kousouann.com
★を@に変えてご連絡してくださいね。
工房 香草庵
主宰者 加瀬智子
追伸
いずれ藍染めや草木染を人に教えたい! 指導したい!と思っている人も
藍を知るWEB基礎講座で、「藍と遊び、藍に喜ぶ」ことを知ると、あなたの
心と思いに変化が生じてきます。
心の底からフツフツと泉のように湧き上がる静かな歓喜
にも似た喜びがあふれてくることでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。