茶・茶の木・チャノキ・お茶の出がらし
Tag: 茶 茶の木 チャノキ お茶の出がらし タンニン染め
茶・茶の木・チャノキ・お茶の出がらし
ツバキ属の茶の木(チャノキ)は、建久2年(1191年)に僧栄西が中国から持ち帰り、緑茶用に各地で栽培されたようです。
茶栽培では丸く刈り込まれることが多いですが、我が家の茶ノ木は古く私の年齢以上になると思いますが、何度か更新されているため適当に腰高あたりの高さとなっています。
昔このあたりで栽培されていた品種のようで、そのままほっておくと7~8mほどの高さにもなるものがあるようですから、昨年挿し木した茶ノ木を大木になるまでほったらかしにしてみたいものだなとも考えています。
お茶の緑葉を刈り取ってそのまま染色に用いることもできますが、よほどのことがない限りは茶ノ木の緑葉を入手することはできないでしょう。染色に用いるなら、飲用茶にしたほうがいいですよね。
そこで、お茶を飲用したら、お茶の出がらしを乾燥させて保存しておきましょう。そのまま染料として絹やウール、綿などを染めてもいいですが、木綿のタンニン下地として大いに利用できます。
だんだん野良仕事がきつくなるし、季節の変わり目や寒暖差や猛暑対策にも番茶に梅干しを入れて飲むようにしています。煎茶に梅干しを入れるより番茶に梅干しを入れて飲んだほうが口の中がスッキリ爽やかになります。
日々草との戦いとなるため、体調を整えてじめじめした梅雨と夏を乗り越えるための身体の準備です。ですから、番茶や煎茶の出がらしを乾燥させています。
手織り木綿のタンニン下地をしてから今年は何で染めようか思いめぐらすのもまた楽しいものです。ちなみに紅茶でも染められますから、紅茶の出がらしも乾燥保存しておくといいですね。
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