藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

春の嵐の中の藍の苗と手作りマスク

春の嵐の中の藍の苗と手作りマスク

一時バケツをひっくり返したような豪雨と強風で、
藍の苗が心配で雷の音が少し遠ざかってから夕方
外に出てみると・・・

苗床の上には、カバーをかけて風で飛ばされないように、
重しをのせておいたのですが、見事に吹き飛ばされていました。

藍の苗のふた1



小さな苗がなぎ倒されているものもありましたが、
全体的には、立派に強風に耐えていましたのでほっとしています。

折れ曲がった藍の苗



例年ですと、小さな苗でも畑に植えているのですが、
今回はいろいろ諸事情により忙しく、もう少し苗が
大きくなってからでいいかなあなんて考えていたのが
苗を傷めず、助かったかもしれませんね。



裏の畑に植えたブロッコリーの苗が、株元からポキッと
1本だけ折れていましたが、なぎ倒されてはいても、
この後何とか立ち上がるでしょうからね。

ブロッコリーの苗



今年は、ブロッコリーをたくさん植えており、
まだ小さな苗も植える予定なんです。

完全なる無農薬栽培ですから、
青虫取りが大変ですけどね。



昨日ホームセンターで購入した野菜の苗も念のため
軒下に取り込んでおいてよかったです。
ほんの少し風に吹かれるままとなっていました。



20日は墓地運営委員会の会合が予定されていましたので、
これを書いているときに予定通り開催との電話が入りました。

これはもう重装備で体に結界を張って出席しなければと
思っていたのですが、30分もしないうちに、やはり中止に
しますと連絡が入り、ちょっと安堵しました。



藍を植える畑には、米ぬかをたっぷりと散布するため、
モグラがたくさんエサを求めて縦横に広がって困るのです。

米ぬかを散布すると土中バクテリアも活発になり、
ミミズも増えるため、モグラさんにとっては好土となります。

しかし、藍の苗を植える場所に結界を張ると、
モグラの被害が全くありません。

アナログでの結界張りですから、自分の体調や心理状態も
大いに関係するため、心の準備も必要となります。



3月は講習も中止なのに諸事情で本当に息つく暇もないほどで、
このところようやく時間制限のない役割だけとなりましたので
やっと、マスクを縫い始めました。雨だしね。

一昔前、亡き母の時代のものですが、
実家を整理した時に出てきた晒し布です。

いま販売されている晒し布より織も密で地厚です。
よく洗ってから、外出の時の白いマスクを縫ってみました。

ミシンを引っ張り出すのが面倒なので、
手縫いです。

この部分は紐通し部分です。

手縫いのマスク1



手縫いのマスク2


支給マスクはまだ届きませんが、一般的なガーゼマスクで
少し小さいようです。しかも通常より、縮率も高い。
小さなマスクがさらに小さくなってしまいますが、
でもこれは洗ってから使用したほうが良いマスクです。

精錬時の薬品の残留物も不明ですね。
まだ、届かないから何とも言えないけど、
必ず洗ってから使ってください。



実家の救急箱から出てきた、給食マスクのようですね。

これらは、濃度を薄くした藍で染め重ねました。
何しろ、藍染めのものは防虫だけではなく、抗菌、
殺菌、抗ウィルス作用もあるし、洗うたびに染め
重ねることもできますからね。

汗がだらだら流れてくるような作業をしていますが、
身体が酸い臭くなり顔をそむけたくなるほどです。

でも、藍染めのシャッツとかタオルなどを巻いていると
ほんとうに酸い臭くないのを実感するはずです。

マスクも一日中していますと、
口臭がひどいのがわかると思います。
食べたものが何かわかるほどですね。
特に年を取ると、よけいに臭くなってきます。



藍染めのマスクをしていると、まったく気にならないのです。
だからといって、同じマスクを何日もしてはなりませんけどね。

藍を育てている人は、是非、木綿や麻など、
シルクでも構いませんが、布を染めてご自分で
マスクを作ってみてくださいね。

白いままのマスクは、タックを取りましたが、
藍で染め重ねる予定のマスクは、紐で調節するだけにしました。

タックを取ったマスク2枚と一番下が
市販の使い捨てマスクです。

手縫いのマスク3


これは藍で染める予定なので、タックを取らずゴムだけで調節を。
使用感がどうかは試してから、使いやすく洗いやすいマスクを
時間を見つけてはマスク作りも楽しむつもり。

手縫いのマスク4


使い捨てマスクより、ほんの少しだけ大きくしました。
市販マスクだと頬部分が少し空くような気がするので、
ゴムで調節しフィットするようにしました。

タックつきのマスクは、こんな感じとなります。
口元の部分には、ガーゼをあてる予定です。

手縫いのマスク5



どちらが使いやすいかどうかは、
ケースバイケースとなると思います。

いつ手に入れられるかわからないマスクを待つより、
ミシンがなくても手縫いでオリジナルマスクを作って
みてくださいね。

縫うのが苦手といっていた人も、
いざ、縫い始めると面白くなると思いますよ。

久しぶりの手縫いをしてみて、
とてもゆったりとした気分となりました。
ゴロゴロ轟き、ピカッと鳴り響く雷さんは
かなり恐ろしかったですけどね。



コメント


認証コード5013

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.0.5
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional