藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

雪降るも生き残る芽出した藍

雪降るも生き残る芽出した藍

藍のコボレ種がたくさん発芽していたのですが、
ジャガイモを植えるために元肥を入れて、耕しておきました。

発芽した藍1



耕した畑1



耕した畑の芽だし藍1



ところが先日続けて雪が降りました。
積もった雪は場所により6~10㎝ほどでした。

未明から降り始めた雪を確認し、
期待に胸をふくらませながら眠りにつきます。



朝6時ころ起きて外を見ると、一面真っ白で
まだ降り続いているではありませんか。

雪に覆われた庭



雪に覆われた畑



顔も洗わず長靴はいて心を躍らせながら足跡をつけました。

この辺はめったに雪が降り積もることはないので、
雪が降るとうれしくなってしまいます。

冷たいけど澄んだ空気をめいいっぱい吸い込むと
身も心も穢れが抜け清々しく身も引き締まります。



それに雪が降り積もると、毛虫の発生が減少します。

梅の木、桜、椿、棕櫚などがあるため、暖冬で雪も降らない年は
毛虫が大量に発生し、雨戸をあける際や洗濯物などを干す際にも
気を付けなければなりません。

毛虫に刺されたら痛痒いのなんのって、
とても我慢できるものではありませんからね。

何日も煩わされてしまいます。
藍の葉が取れる時節は、葉をちぎって揉み込み
張り付けておけばすぐ治りますけどね。

なにしろ農薬散布などはしたこともないので。



花首から落ちる椿を嫌う人は多いですが、
雪に覆われた藪椿の光景を年に一度でも
見ることができるとうれしくなるのです。

雪に覆われた藪椿1


雪に覆われた藪椿2



融けだした雪の中から覗く芽出した藍は、
徐々に黄変しダメになるだろうと思っていました。

毎日確認していたのですが、まだ大量に生き残っています。

雪後の芽出した畑の藍1



耕した場所からも大量に生き残っています。

雪後の芽出した畑の藍2



この冬は雨が少なかったので霜柱の勢いも5㎝ほどでしたが、
これから時折降る雨によりどれだけの藍の芽が生き残ることやら。

もう心は野良仕事がしたくてウズウズしているのですが、
まだまだ寒い冬ですから、あともう少しエネルギーを
ため込んで、今月末ごろから徐々に体を動かすつもりです。

ビニールハウスで藍の種の試し蒔きをした人もいるようです。
気が馳せて早くに藍の種まきをしたいと思われるかもしれませんが、
庭や畑に定植する時期を見ながら、あともう少し待ちましょうね。




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