ボカシ堆肥作りを始めました。
ボカシ堆肥作りを始めました。
まだ気温も低いのですが、藍を栽培するための
元肥ではなく、追肥用のボカシを仕込み始めました。
例年もみ殻を分けていただいている農家のおじいさんが
後継者がおらず、今年で米つくりはをやめるとのこと。
周りの米農家はほとんどが80代ですから、
身体がきついことは確かですね。
もみ殻をいただいて燻炭つくりをする私も体がきついです。
何しろ匂いがきつく臭いので、夕方遅くに火をつけて、
朝方までに終わらせることを約2週間ほど繰り返すからです。
マスクをしていても撹拌作業の際に吸引してしまい、
肺が痛く感じることもあるので、もうそろそろ無理
をせず、燻炭つくりは数日で終わる作業にするつもりです。
今年で米つくりはやめるといってきたのは先月ですから、
藍のための肥料はほとんど米ぬかともみ殻燻炭でしたが、
燻炭の代わりにボカシをつくることにしました。
もみ殻の堆肥は、とても期間がかかるのですが、
短縮して出来上がるようなので試すことにしました。
材料は、もみ殻4に対して、鶏糞2、油粕1、米ぬか1、
もみ殻燻炭1を加えて、発酵菌をかけてかき混ぜます。
発酵菌は、米のとぎ汁と納豆菌と牛乳、
あるいは豆乳を加えて随時作っています。
この寒さの中でも常温で土間の奥で仕上がっています。
全体的にしまった状態で、手で握ると軽く固まるけど、
すぐ解けるくらいの水分でいいようです。
鶏糞や油粕を加えているから、本来なら臭いですが、
発酵菌を加えているから、嫌な臭いではなく、乳酸菌の
よい匂いがします。
蓋をして、古布をかけておきます。
本来は3月くらいからボカシつくりをすればよいのですが、
気が馳せて、思いも体ももう春なんですね。