藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

藍の花と種のこと

藍の花と種のこと

雨音を聞きながら、久しぶりに静かなひと時を楽しんでいます。

しかし、朝から何度も携帯が鳴り響き、結局雨降る中、
畑を見まわったり、濡れては困る綿を摘んだり、視野
に入る適度なサイズのハヤトウリをもいだり・・・と、
雨が降っても外でやることはあるものです。

満開の藍の花も雨粒の重さもあり垂れて、
花穂の下のほうにはしっかりと実が入っているのがわかります。

藍の花1

藍の花2



もうそろそろ種取りをし始めないと、
虫が食ってしまうこともあります。

完熟した実のほうが良いのですが、
野鳥も飛来しているため食べられて
しまわないうちに採取する予定です。



今年は台風5号、7号、9号がかなり暴れてくれたので、
ハヤトウリの棚が崩れて、ツルが藍を侵しています。

棚を作り直したり、切戻している時間もとれないほどに
大変忙しい夏を過ごしていました。

それに、他の場所に300本ほど栽培していた藍も
事情のある人たちに差し上げてしまったんです。

もしかしたら、藍の種が足りなくなってしまうかも・・・



そこで、高知の藍里さんに藍の種をご寄付願いたいと申し出、
快く藍の種をいただけることとなりました。

何しろ、すでに藍の種の申し込み封書は200通を超えており、
年末までにどれだけ来るのか…ちょっとわかりませんからね。



種を入れる小袋も探すのが大変でして、
ホームセンター3か所めぐり、やっと130人分。

まあ、100円ショップが入っていたショッピングモールが
閉鎖され、小袋を探すのが難儀する話をしたら、藍里さんが
300袋ほど送ってくださいました。

大変ありがたく思っています。

これで、あと100~200袋分ほど探せば、
余裕で何とか足りるだろうと思っています。



藍の種は種苗業者が販売し始めています。

それに大手の業者も苗に目を付けたようで、
問い合わせがありましたので、そのうち手を出すかもしれません。

もうそろそろ私の役目は終わったのではないかとも思っていますが、
まだ販売されているのを知らない人もいるようなので、あともう少し
藍の種を差し上げ続けるつもりです。



藍の種を差し上げるのをやめる時は、
サイトにて数年かけて宣言します。

ですから、「藍の種」に関するお電話やメールでの
問い合わせはご遠慮願いたいと思います。

サイトに記載してある通り、読んで字のごとく・・・です。

それにしても住所や宛先の名前が違っても、
切手が貼ってなくても届けてくれる配達の人に脱帽しています。



藍の種の分量も最低でも10坪ほど栽培できる分量です。
うまくできる人は30坪は栽培できる分量となります。

プランター栽培する人には多すぎますよね。

受講者さんには倍量送っていますが、1袋余るといっていたので、
今年からは少し分量を少なめにするつもりです。




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