藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

タデ藍の泥藍の調節

タデ藍の泥藍の調節

自分で抽出したタデ藍の泥藍を継続的に維持管理しながら
時間を作っては綿布を染め重ねています。

このところ雨以外の日は、草木染めの講習や個人面談などで
忙しく染めている時間がなかなか取れませんでした。

土間の奥の天窓の明かりだけでは、夜にする藍液の調節は
どうしても感だけで調節しなければならず、多少の不安も残ります。

暗くて見えないんです。



朝早くに蓋を開けて確認すると、「ああ、だいじょうぶ」と
「よかった」と思うわけですよね。

藍液の調節



久しぶりに日中の予約がなく、電話もならず、静かな日曜日を
過ごすことができています。

それでも、ご近所のお年寄りが何度も来るため、
自分の染めに入る時は邪魔をされたくないので、
前もって、集中して染めるからと予定を伝えて
おかなければなりません。



日中に藍液の調節をするのは、ほんとうに久しぶりという感じで
気温は低いけど、元気でいてくれるかわいいこなわけです。



雨模様なので染め重ねたい気持ちを抑えて、
本日は藍液の調節のみで我慢することにする次第です。

桶の周りには保温材などを厚く巻いたり、
蓋の上にも古布を被せたりしているわけですが、
蒅藍と違って、それ程保温しなくても
何とか維持管理できるのがいいですね。

昨夏に泥藍をたくさん抽出し建てて染めた人もいますが、
まめに抽出すると案外たくさん抽出できるので、泥藍を
そのまま保存、あるいは、乾燥させて保存しておくことができます。

ですから、早い人は、まだ気温が低いけど泥藍を建てて
染め始めた人もいるわけです。

自分で栽培した藍から建てて染めることを覚えた人は、
いつでも藍を建てることもできれば、調節しながら、
維持管理も楽にできるわけですし、その分楽しめるんです。




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