藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

藍のスクモの出来栄えはどうだったのか

藍のスクモの出来栄えはどうだったのか

秋になってから藍の乾燥葉でスクモ作りを始めた人がいます。
果たしてスクモの出来栄えはどうだったのだろう?

時々電話連絡が入ったので、ある程度はアドバイスはできたと思う・・・

出来上がった「スクモ」は、画像だけじゃよくわからないので、
少し送ってもらうようにしています。



昨日、朝一番で郵便局の人が配達してくれました。
ご自分で作った野菜と共にです。

なかでも、今年私が作らなかった「ひげ生姜」が
入っていたのでとてもうれしかったですね。

これは早速、蒸してから乾燥させておくことにします。

利用する際に、スライスのまま、あるいは、粉にして利用します。
生姜のファイトケミカルの薬理効果は、あなたもご存知ですよね。(笑



届いた「スクモ」を見た瞬間、「藍墨」を思わせるものでした。

手作りのスクモ01



今度、膠で作ってみようと新たなワクワク感を覚えたほどです。
できたらメンバーサイトにアップします。



アンモニア臭がほんの少し残っており、乾燥葉を丁寧に粉砕し
手間暇がかなりかかったものと思われます。

和紙を引っ張り出すのが面倒で、たまたまソファーの上にあった
洗いざらしの晒しを適当にカットして、スクモを押し付けました。

手作りのスクモ02

ちょっと発酵が足らなかったようです。



ちょっと比較してみました。

スクモの比較

比較したスクモのサンプルをこの布とともに送る予定です。
何時でも、スクモがあるとは限らないですよ。
たまたま、まだスクモを建てていなかっただけです。



かき混ぜているときの温度変化を確認すると、
ああ、やっぱり・・・10月には急激に気温が
下がった時がたびたびあったので、保温不足が考えられます。

あと、いまいちでした・・・

それで、この次につくる際の気をつけるポイントを再確認して、
今どんなことをしているかとか、新たに活動した話などを
聞いて、楽しいひと時を頂きました。



初めてのスクモ作りは、暑い盛りに行うと失敗は少ないです。




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