藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

剪定した椿の灰を作る

剪定した椿の灰を作る

Tag: 椿灰

枯草を燃やしていたら、裏の奥さんが、「椿いる?」と
声をかけてくださいましたので、即、ほしい~と。

布団を干すのに少し日陰になるから、思い切って強選定したようです。



早速、一輪車で取りにお伺いして、山盛りにして5回ほど運び、
帰りには大根や白菜まで頂いてきました。

椿を燃やす



あまり芳しくないお天気ですが、さっそく火を熾して、
選定した椿を燃やします。

火を熾さないと、生木ですから燃えにくいのです。



でもこれだけ燃やしたとしても、作れる灰はとても少ないんですよね。
塵も積もれば山となるとなるので、せっせと作りためることにしますが、
あまり長くは保存できないので、この前につくった灰と一緒にして
なるべく早く、椿灰で媒染する染ものをしないといけませんね。



もう暮れだというのに、染めている時間が取れるかどうかも疑問です。

燃やしていたら、緊急サイレンが鳴って、どこかで火事が発生
したとのことで、一瞬ドキッとしてしまいました。

昨今、田舎でもゴミを燃やしたりするのは禁止されており、
我が家で灰を作るのも気が引けるわけです。

あまり神経質になりすぎると、
釜戸や七輪も使えなくなってしまいますからね。

この辺ではまだ、風呂焚きも薪で沸かしている家が1件あるので、
我が家でも貧乏でガスも引けないから、薪で生活していますと、
いっているんです。

配管工事は業者が無料でしてくれるから、お金はかからないよ。
といってくれるのですが、ガス台が買えないといっておきます。(笑

冗談で言ったつもりが、Sさん、ガス台を使ってください。といって、
持ってきてくださったのには、申し訳ないことをしたなあと大反省しました。



まあどんなに便利でも今のところガスは引けませんね。



日中、電気もガスも水道もない、山の清水で暮らしているという人がいますが、
私の場合は、電気だけはないと困りますから、電気を利用していますが、TVも
エアコンもない生活も果たしていつまで続くのやら。

そのうち人恋しくなって、TVくらい買うかもしれません。



冬至だから、カボチャをご近所さんがもってきてくれたので
今夜はユズ風呂に入って、カボチャも煮なければなりませんね。



どんどん燃えてほしいけど、太枝はなかなか燃えません。
夕方までには、何とか灰になってほしいものです。

雨は降りそうもないので、白灰は明日詰めることにします。



ゴミではなく、大切な資源を再利用しているわけですが、
何かと肩身の狭い思いをせざるを得なくなりそうです。




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