藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

柿と柿の木の柿もみじ

柿と柿の木の柿もみじ

Tag: 柿の木 柿もみじ 柿渋染め

昨年強剪定した柿の木のうち1本は、まったく柿の実が
なりませんでしたが、もう1本のほうは10個ばかり収穫
でき、私にとっては十分食べ切れる分量です。

柿の実



ご近所では柿が豊作で段ボール箱で届けてくださいますが、
食べきれませんから、そっくりそのまま他の人へ差し上げている状態です。



切戻した所から枝がたくさん立ち上がっているため、
今また剪定をしているのですが、1本の柿の木のほうは
見事な紅葉の美・柿もみじでしばし魅了されています。

柿もみじ



暖地では甘柿が多く、寒地では渋柿が多いようですが、
私も豆柿の種を蒔いてみました。

気の長い話ですけどね。



染め人にとっては、柿渋だけでなく魅了される柿の木ですが、
中々タイミングが合わず、柿の葉や樹皮での染色を試すことができません。

種の採取や冬や春野菜の定植、乾燥させた莢の実取り、
庭木の剪定など、次から次へとすることが多いからです。

まだまだ試したい染めがたくさん残っています。



ところで、柿の葉にもビタミンCが
豊富ということはご存知だと思います。

柿の実の皮、種、ヘタに至るまで、捨てるところが
ないほどですが、すべてを利用しきれません。

柿のヘタは、柿帝(してい)といってしゃっくり止めに用いたり、
民間療法では夜尿症に効くといわれています。

これからお世話になるかもしれませんから、
柿のヘタもとっておいたほうがいいのかもしれませんね。



柿の葉のお茶も作りましたが、飲んで飲めないことはありませんが、
他の薬草類とブレンドして飲んだほうがおいしくいただけるみたいです。

以前はあまり薬草茶とかハーブ茶などは好みませんでした、
最近は楽しみながら飲むこともしばしばとなりました。

柿の葉や樹皮で染めるためには、試し染めならいざ知らず、
大量の枝葉も必要とするため、果たしていつになることやら・・・

そのように考えると、やはり渋柿をつぶした液、
柿渋液で染めるほうが効率的ですよね。




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