藍を種から育て藍染めを楽しみ、身近な草木から自然の色を染める。藍や草木染めの染色の基礎を知り・学び、創る喜びを共に。

ドクダミを採取し、エキスを抽出する

ドクダミを採取し、エキスを抽出する

Tag: ドクダミ 十薬 染料



いつもより早いような気がするけど、ドクダミの花が咲いているけど、
いるのか?と、ご近所の人が知らせに来てくれました。

採取したドクダミ

さっそくドクダミを採取し、きれいに洗って、水を切り、
適当にカットしてビンの中に入れてエキスを抽出します。

今回は、焼酎ではなく、日本酒を使いましたが、
焼酎のほうがアルコール度数が高いので、もし
あなたが作る場合は、焼酎のほうがいいでしょう。

私は、短期使用目的ですからね。



ドクダミは、生薬名を十薬といい、「大和本草」には、
「わが国の馬医これを馬に用いると、十薬の効能があるので、十薬という」
と記されている。



子供のころおできができると、母が庭からドクダミを取って
火であぶったドクダミの葉をペタペタと顔に張り付けたものです。
ドクダミはうみを吸い出し、はれも引くとされました。

ドクダミは6月頃、花が咲いている時期に、根も含めた全草を採取し日干しします。

茎葉は乾燥させて、ドクダミ茶などを作ってもいいし、生の葉はてんぷらに、
根っこは細かく切ってからゆでて、一晩水に晒しアクを抜いてから油いため
や煮物に利用できます。

子供のころは、母が作るものは何でも好き嫌いなく
食べた良い子だったような気がしますね。

でも、今は自分でドクダミのてんぷらや煮物なんて作ることもなく、
せいぜいドクダミのお茶を作るくらいでしょうか。

ドクダミ茶は、利尿、便通、高血圧予防にもよいとされますが、
薏苡仁(ハトムギの乾燥果実)を三分の一ほどブレンドするとよいとされています。

お茶代わりに飲むと便通はよくなります。



ドクダミの茎葉を採取し、染料とすることもできますが、
アースカラーであまり楽しい色ではありませんが、
試したい人はどうぞ試みてくださいね。




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