ローズマリ-海のしずくで絹糸を染める
ローズマリ-海のしずくで絹糸を染める
ラテン語のros marinus すなわち「海のしずく」という意味の
言葉から由来しているローズマリーで絹糸を雨が降る前に染めてみました。
あいにくの雨後で家の中も少し湿度がありますが、
何とか乾いたようです。
刈り取って乾燥させるつもりだったけど、
生のまま染めちゃおうなんて思い立った次第。
さらっとした肌触りのものが欲しかったので絹はノイルビステープを染めました。
多分、織るんじゃなくて棒針かかぎ針編みで何かを作るような気がします。
この冬こそはコタツに入ってのんびりとした日を過ごしてみたいものです。
シソ科の低木であるローズマリ-の若返り効果は、
ハンガリーの王妃エリーザベトの話が有名です。
彼女は高齢になってからローズマリ-をフェイスウォッシュとして
使用しましたが、見る見るうちに若々しい外観を取り戻したというのです。
肉の保存料としても利用されるし、なにより、収斂作用があるので
たるんだ皮膚に有益なうえに、肌の鬱滞やむくみなども改善されますね。
さらに、瘢痕形成作用、癒傷作用もあるし、他に有効な植物を
ブレンドしてアンチエイジング肌試してみてはいかがでしょうか。
今回のノイルビステープは、アルミ媒染ですが、
ローズマリ-はたくさんあるからほかの絹糸も
他の媒染剤を利用して染めておくつもりです。
染めて何かを作った残りの糸がたった1mでも、ほかの何かにも利用できるし、
アイデア次第で無限に創作する楽しみが膨らみますね。
日本人のもったいない精神かもしれません。